青少年赤十字メンバー春季協議会報告

令和4年度島根県高等学校青少年赤十字メンバー春季協議会報告

令和4年5月23日(月) 松江市民活動センター

 

県内のJRC部が一堂に集い、春季協議会を開催しました。

新型コロナ感染症の影響で昨年度は開催できませんでしたが、今年度は感染症対策を行い、参加者の協力のもと実施できました。開催に向けてご尽力いただいた関係者の方々にお礼を申し上げます。

会は、生徒委員長のあいさつ、誓い、松江南高校から全国スタディーセンターの報告・三刀屋高校からマイプロ全国サミットの報告、各学校の活動紹介、ブロック会を午前中に行い交流しました。感染症対策により十分な交流とはいかなかったかもしれませんが、日ごろ交流できない他校メンバーに活動を紹介し、今後の活動の参考になることはないかと真剣に聞き入るメンバーの表情から有意義な交流になったのではないかと感じました。

午後は島根県青少年赤十字賛助奉仕団の松本淑子様・中澤悦子様・金崎智恵様をお招きし、講演会「カンボジアへの思い~教育支援活動が子どもたちの未来を拓く」を行いました。未だ内戦の傷跡や影響の残るカンボジアに対する教育支援、文房具を送るなど地道な活動について、経緯や思いを現地での写真などを交えて伝えていただきました。子どもたちの無邪気な笑顔にたくさんふれ心温まるすてきな講演会となりました。それと同時に、メンバーにとって今後の赤十字活動や生き方について深く考えさせられる時間でもあったと思います。

今後は各学校での活動が本格化します。今回の協議会で得たものをそれぞれの学校での活動につなげ、より活動が進むことを期待しています。そして、11月の秋季協議会でまた交流できることを楽しみにしています。

島根県高文連青少年赤十字部門専門委員長 原 克美

<当日のようす>