令和6年度島根県高等学校青少年赤十字メンバー春季協議会報告
令和6年度島根県高等学校青少年赤十字メンバー春季協議会報告
令和6年5月28日(火) 出雲市民会館
県内のJRC部が一堂に集い、春季協議会を開催しました。
お陰様で参加者の皆様の協力のもと実施することができました。開催に向けてご尽力いただいた関係者の方々にお礼を申し上げます。
会は、開会式のあと、平田高校による国際交流事業の報告、松江工業高校による全国スタディーセンターの報告がありました。また、各学校の活動紹介やブロック会では、学校の枠を超えて他校の生徒たちとも積極的に交流活動をする様子が見られました。限られた空間と時間の中で十分な交流とはいかなかったかもしれませんが、各校での取り組みをわかりやすく紹介する生徒、それを熱心に聞いてメモをとったり質問をしたりする生徒の様子を見ていると、有意義な交流の場になったのではないかと考えています。交流会で共有した内容を各校に持ち帰り、今後の活動に活かしてもらえたらと思います。
午後は益田赤十字病院、臨床心理係長の俵美由紀様をお招きし、講演会「能登半島地震での赤十字のこころのケア活動について」を行いました。能登半島地震の被災地における、日本赤十字社のこころのケアチームの活動の様子を、詳しくお話頂きました。職員の皆さんの、被災地の方々への想いや献身的な活動が印象に残りました。また、被災地支援において、復興活動に携わる被災地の方の心のケアがいかに大切であるかについて、改めて考える良い機会となりました。この講演会を通して生徒の皆さんも多くのことを学び、自分にできることは何か、真剣に考えるきっかけになったと思います。
今後は各学校での活動が本格化します。今回の協議会で得たものをそれぞれの学校での活動につなげ、より活動が進むことを期待しています。そして、秋季協議会でまた交流できることを楽しみにしています。
島根県高文連青少年赤十字部門専門委員長 原 怜香
<当日のようす>